自由の神自由の神

のびよ。ワシはな、神になる前は、それはよく働いたもんじゃ。
会社がもうかるためじゃったら、朝また朝でダブル太陽じゃよ!

ゆーじゆーじ

(神になる前?ダブル太陽?)た、大変だったんだね。なんか「社畜」みたいだけど。

自由の神自由の神

なにぃ、ワシが社畜じゃと…?社畜で何が悪い!

アナタは「社畜」という言葉をご存じですか?

企業にお勤めの方や就職を意識した学生の方にはすでにお馴染みかと思います。
近年では、ブラック企業・働き方改革に関連したニュースやSNSなどで話題になったり、漫画やアニメでも題材に挙げられるなど、「社畜」という言葉を目にする機会も多くなっています。

基本的に、ネガティブなイメージで語られる「社畜」。
しかし、少し視点を変えると、「社畜も案外悪くないのかも」と思える側面が見えるかもしれません。
これから、社畜という言葉の呪縛から自由になるための情報を紹介していきます。

この記事を読むメリット

・社畜の意味を確認できる!
・自分が社畜なのか確認できる!
・社畜のイメージがくつがえる!

社畜の意味を、振り返る

まず、「社畜」という言葉の意味を振り返ってみましょう。

社畜(しゃちく)とは、「会社に言われるがままに、自分の意思を持たずに仕事をする労働者」の様子を皮肉った表現で、「会社+家畜」を組み合わせた造語です。

自由の神自由の神

1990年(平成2年)の流行語にもなったんじゃぞ。

似たような言葉として「会社人間」や「企業戦士」が挙げられます。
しかし、そう呼ばれた人たちは、自分の信念のもと、家庭や生活をかえりみずに会社のために働き、戦後の高度経済成長以降、日本企業の担い手として、社会からもてはやされる存在でした。

逆に、ただ会社に飼い慣らされている状態の「社畜」には、その存在を見下すような含みがあります。
英語圏ではもっと直接的な表現で「wage slave(賃金奴隷)」や「workaholic(仕事中毒者)」と言われています。

ゆーじゆーじ

外国はモノやコトへの依存だけど、組織に依存するあたりが日本人らしいね。

社畜のワクに、はめてみる

一般的な社畜の特徴

一般的に社畜と呼ばれる人の特徴としては、主に以下のことが挙げられます。

一般的な社畜の主な特徴

・考えることをやめてしまっている
・いかなる指示も断れない
・スミマセンが口癖になっている
・会社が趣味になっている
・自分に酔いしれている

考えることをやめてしまっている
人間は良くも悪くも慣れる生き物です。
過酷な労働環境に対し、最初はツライ、キツイ、逃げ出したいと思っても、それが日常になると、次第に考えることをやめてしまいます。
他人から見れば異常なのに、本人は気付かない、まさに会社に洗脳された状態になってしまうのです。

いかなる指示も断れない
考えることをやめてしまっているので、自分で考えて仕事をすることができません。
そのため、誰かからの指示がすべてで、いかなる無理難題も断れずに受け入れてしまいます。
ブラック企業のよくある事例として、「恐怖」の力で社員から考える余地を奪い、まさに奴隷のように会社の意向に従わせる様子が紹介されたりしています。

スミマセンが口癖になっている
自分の自信のなさから、何かにつけて「スミマセン」と言ってしまう人がいます。
人間の脳は、繰り返し発言される言葉の方向に、無意識に行動を起こします。
自信がない思いの詰まった「スミマセン」を繰り返すことで、自信のない自分を納得してしまうのです。

会社が趣味になっている
会社にいることが生活の中心で、自宅は基本的に寝るだけの場所。
このように、プライベートにまで気を回す余力がなくなってしまうと、会社にしか生きがいを見いだせなくなってしまいます。

自分に酔いしれている
思い出は美化されやすいものです。
過酷な環境下で自分はどれだけガンバったのか、会社を支えてきたのかを自慢げに語ります。
その語りを、とらえる人によっては、スゴイと思ってしまうかもしれません。
しかし、それは「社畜が社畜を生む連鎖」のはじまりなのです。

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えっ、ワシのこと?

社畜の”あるある”が詰まった「社畜ミュージアム」

先に述べた以外にも、社畜にありがちなシチュエーションは様々な場所で紹介されています。
独立行政法人中小企業基盤整備機構(SMRJ)がYouTubeでこのような動画を紹介していました。


ゆーじゆーじ

これじゃ、働く人も苦笑いだよね。

自分の「社畜度」を診断してみよう!

「まさか自分は社畜じゃないよね!?」と気になったアナタ。
大手人材広告企業のマイナビが運営するニュースサイトでカンタンな質問に答えるだけの「社畜度診断」が行えるので、お試しで診断してみてはいかがでしょうか。

ゆーじゆーじ

私は社畜度40%でした!

社畜も意外と、悪くない ~社畜の4つのメリット~

これまでは、社畜に対するネガティブな側面を紹介しました。
今度は逆に、社畜のポジティブな側面である4つのメリットを紹介します。

社畜の4つのメリット

1. 安定して給料がもらえる
2. 会社が仕事を与えてくれる
3. 一人ですべてを行わなくても良い
4. 積み重ねられたノウハウを利用できる

1. 安定して給料がもらえる
ほとんどの企業の場合、社畜には給料が支払われます。
突然、会社が倒産したり、リストラされたり、仕事がなくなったりするリスクも会社組織の規模に反比例して小さくなります。
食いっぱぐれないという点の安心感は、社畜としてのメリットです。

2. 会社が仕事を与えてくれる
社畜には、会社を通じてやるべき仕事が与えられます。
お客さんが、社畜個人に仕事を依頼することは、まずないでしょう。
社畜は、会社の看板があってこそ、お客さんからもらった仕事をできるのです。

3. 一人ですべてを行わなくても良い
ほとんどの社畜は、会社の中ですべての業務を行ってはいないと思います。
営業、製造、研究開発、経理、人事など、会社のあらゆる業務は分業化され、各セクションの社畜たちに役割を分担しています。
そのため、社畜たちは、決められた範囲の中で、自分の役割にだけ集中することができます。

4. 積み重ねられたノウハウを利用できる
「社畜になる」ということは、すでにある組織に加わるということです。
一部の例外を除いて、すでにある組織には、会社を継続してきた「積み重ね」があります。
そして多くの場合、効率よく利益を上げるために、ノウハウとして形作られています。
社畜は、自分の経験がない場合でも、すでにあるノウハウがあれば、役割を果たすことができます。


社畜は、会社という合理化された組織の中で生きています。
社畜である最大のメリットは、合理化されたシステムを利用しながら、安定して生きられることです。

もちろん、「勤続疲労」といったように、何ごとも度が過ぎれば壊れてしまいます。
ですが、納得できるレベルの飼われ具合であれば、社畜であることもそう悪くないと思いませんか?

まとめ

・「社畜」は「意思なく働く会社員」を皮肉った言葉!
・「社畜」な人は、自分に自信がなく、立ち位置を見失ってしまっている!
・会社という合理化されたシステムの中で、安定して生きられるのは「社畜」のメリット!

いかがだったでしょうか。

社畜の特徴で、いくつかは思い当たるフシがある方も多かったのではないかと思います。

「社畜」は労働者を皮肉った言葉と紹介しましたが、私は社畜であることが悪いことだとは思いません。
言葉の持つネガティブなイメージに縛られ、正しい評価がなされていないのではないでしょうか?
私は、与えられた役割を愚直に遂行する姿はプロの会社員として、素晴らしいことだと思います。

この記事では、社畜の4つのメリットを紹介しました。

よく「脱社畜をしてフリーランスになろう」という意見を耳にしますが、社畜と同様に、フリーランスにもメリットとデメリットがあります。
もしアナタが今、社畜生活に不自由さを感じているとしても、社畜とフリーランスを天秤にかけた上で、慎重に行動されることをオススメします。

それでも、社畜生活を抜け出したいと考えるのならば、自由への行動あるのみです!