2020年12月31日にアイドルグループ「嵐」が活動を休止することを発表しました。
その嵐のリーダー、大野智(おおのさとし)さんは「自由な生活がしてみたい」と言っています。
大野さんの自由な生活とはどういった生活のことでしょうか。
ダンスや歌、フィギュアや絵画、釣りと多趣味な大野さんはこういったことにこれから没頭することがきっと多くなることでしょう。
ここではその自由な時間について考えてみたいと思います。
アイドルとしての時間
(画像引用元:haru-journal.com)
アイドルというと美男美女が多い印象ですよね。一般の人からもとても人気のある職業だと思います。
テレビや雑誌といったメディアへの露出も多く、いわば有名人として世の中に認識されています。
アイドルに限ったことではないですか、有名人はそれゆえ私生活でもプライバシーを侵害されることも多く、そのあたりは不自由な思いをされている有名人の方も多いでしょう。
嵐はアイドルの中でもトップアイドルで、海外にも熱狂的なファンがいることでも知られています。
ひとつひとつの発言や行動が常に注目されて、世間をにぎわせているのが当然のようになっています。
なので、それらの言動を常にコントロールしないといけないのは、きっと想像以上にストレスがあることでしょう。
彼らは「有名」ということと引き替えに、言動の自由をいちじるしく制限されているのです。
それでも、いつもテレビなんかでは明るく元気に活動されているのはすごいことだと思います。
趣味の時間
一人の人間として自由な時間を過ごすというのは、生活の満足度を高めるためにも大事なことです。
大野さんはなんでも将来的には沖縄に移住するということも考えているようです。
南の島で特に人目なんかを気にせずにマイペースな時間を過ごす…。これは大野さんに限らずたくさん人がそんな生活をしたいとどこかで思っていることでしょう。
それが可能なのは、アイドルという不自由な制限の中で仕事を頑張ってしっかり稼ぐことができたからでしょう。
一人の人間としての自由な時間を過ごすにしても、お金と生活は切っても切り離せない関係なんですね。
そのお金を使って趣味の絵画や釣りの時間を充実させる。
特にアートというのは自由な表現ができるものだと思われるので、自由を強く求める大野さんには大切な趣味になっているようです。
大野さんは20世紀に活躍したアメリカの画家、ノーマン・ロックウェルの作品が好きなようで、もしかしたら、将来は画家としてニューヨークあたりで創作活動をしているかもしれませんね。
(「Happy Birthday Miss Jones」引用元:az-art.net)
趣味にうちこめる時間があるというのはとても幸せなことだと思います。
その生活をするためには仕事をしながらお金を稼ぐということが絶対条件になってきます。
大野さんは多忙なアイドル生活の中にあっても、趣味である絵画の創作やフィギュア制作をずっと続けていたそうです。
将来、アート関係で仕事をするとか、そういうことは考えないでただ「好きだから」ということで創作活動を続けていたようです。
一人の人間としての時間
アイドルとしての時間も趣味としての時間も、結局は一人の人間としての時間に変わりはありません。
人は普段はいわば「仮面」のようなものをつけて日常生活の中で何かしらの役割を演じているとも言われます。
嵐なんかはまさに、嵐というトップアイドルとしての仮面をつけて振る舞っています。
だから、時には自分の素顔をさらしてありのままの自分でいるというのがとても大事なんだと思います。
大野さんにとってありのままの自分でいるというのは、きっとアートの創作活動をすることが大きな要素を占めているんだと思います。
人は皆不完全な生き物であって、完璧な存在としての人間はいません。
その不完全さを上手にさらけ出せる人は、人から不思議と好かれるものです。
できるところばかりを周囲に見せていても、尊敬はされますが、どこかで疎まれることもあると思うのです。
大野さんは、テレビで拝見するかぎりはとても穏やかでマイペースな性格の方だなと思います。とても自然体に映ります。
そんな風に、飾らずにありのままでいる姿が視聴者やファンの心に好感をもたらしていたのだと思います。
まとめ
・アイドルは言動を制限されるような不自由な要素が多い
・アイドルだろうと一般人だろうと、趣味の時間をもつことはできる
・一人の時間として趣味の時間をもつことはありのままの自分をさらすことでもある
・人は皆知らず知らずに仮面をつけて自分を演じている
いかがでしょうか。
ありのままの自分でいるためにも、趣味の時間は自然な自分を思い起こさせてくれる大事な時間です。
仕事との両立は大変なことでしょうが、少しでも趣味の時間を作って自分の心を解放させてみませんか。