コロナウィルス感染拡大により長い期間、余儀なく自粛生活を送る事になりました。
人々の生命を守る為に、感染のリスクを背負いながら医療の最前線で働く方々、
みんなのライフラインを守る為に業務を遂行し生活を支えてくれる方々、
いつ終わるのかわからず大きな不安を抱えながら信じました。

「やまない雨はない・・・」と。

そして今、緊急事態宣言が解除され太陽が照らされようとしています。

太陽といえば、太陽の神「天照大御神」
天照大御神といえばお伊勢さん!!!

緊急事態が解除され、あともうひと踏ん張り!待ちに待った他県へのお出かけは、
お伊勢さんへのお礼詣りで、太陽の神様に感謝の気持ちを伝えに行きませんか?

お伊勢さんは日本の神社の頂点です。
だからお詣りの仕方にも頂点故のしきたりやルールがあります。

今回はその流儀をご紹介して参ります!

知らないと神様に失礼?お伊勢さん詣りで注意する事!

皆さん、神社での正しいお詣りの仕方はすでにご存知の方、多いと思います。
・鳥居をくぐる時は帽子を脱いで一礼をする
・手水舎では左手・右手・口・左手・縦にして持手を濯ぐ、の順で清める
・参道は真ん中を歩かない
・二礼・二拍手・一礼

もはやお馴染みですよね!

但し、お伊勢さんは日本の頂点の神宮です。
他の神社とは、しきたりやルールに違う点があります。
せっかくお伊勢さん詣りをするなら、お伊勢さんのしきたりやルールを守って
神様に失礼のないように、5つの注意点をご紹介します。

★お詣りの順番は外宮から内宮へ  ビックリ度 ★☆☆☆☆

参拝の順序は、外宮から内宮へ回るのが、お伊勢さん詣りのしきたりです。
お伊勢さんのさまざまな行事は、「外宮先祭」と呼ばれ、外宮から内宮の順序で行われています。
外宮か内宮、片方だけをお詣りするのは、「片まいり」と呼ばれ、避けるべきです。
そして、外宮・内宮どちらもまずはご祭神の祀られているご正宮にお詣りしてから別宮を回る事も大切なしきたりです。

★鳥居をくぐってからの通行ルール  ビックリ度 ★★☆☆☆

外宮は火除橋、内宮は宇治橋を渡って、神域に入っていきます。
橋を渡った先の手水舎の位置に合わせて、参道の進み方が決められています。
その為、外宮の参道は左側通行、内宮の参道は右側通行になっていますので気をつけましょう。
皆さんご存知の通り、参道の中央は神様の通る道とされているので真ん中を避けて通行します。
鳥居を一つ、また一つと越えるにつれ、神域に近づいていくので鳥居の前ではその都度
立ち止まり、軽くお辞儀をしましょう。

★お願い事は第一の別宮で慎ましやかに・・・  ビックリ度 ★★★☆☆

外宮の第一の別宮は「多賀宮」、内宮の第一の別宮は「荒祭宮」で、ご正宮から程近い
場所にあります。

第一の別宮にはご祭神の荒魂(あらみたま)、神様の荒々しい活動的な魂が祀られています。

外宮は天照大御神の食事を司る豊受大御神の荒魂が祀られていて、ご正宮に準じてお祭りが
行われており、20年に一度の式年遷宮が、ご正宮と同じ年に行われていることから格式の
高さを感じられます。

内宮は天照大御神の荒魂が祀られていて、ご正宮に準じる第一別宮として
大変丁寧に祀られています。
古くからの大祭である神御衣祭が行われているのは、ご正宮と荒祭宮のみである事からも
その事がうかがえます。

外宮・内宮共に、まずはご正宮で感謝のお詣りをして下さい。
その後、第一の別宮で私利私欲にかられず、神聖な心でお願い事をして下さい。

★禊(みそぎ)は手水舎以外にも二つあり!  ビックリ度 ★★★★☆

お詣りの前に禊として手水舎で手口を清めますが、その後、内宮では、ご正宮にお詣りする前に
通っていきたい場所が二つあります。
一つ目は「五十鈴川」です。手水舎の先にあり、川のそばまで降りられるようになっています。
二つ目は「滝祭神」です。五十鈴川の近くにある滝祭神は、内宮のご祭神、天照大御神にあなたのご要件をお取次ぎしてくれる神様です。
五十鈴川の流れに触れ手と気持ちを清め、滝祭神に天照大御神のお取次ぎを頂き、清々しい気分で参拝へ向かってみましょう。

★ご正宮の知ってハナタカなしきたりとは?  ビックリ度 ★★★★★

お伊勢さんでは「紙幣禁断」といい、天皇陛下以外のお供えは許されていませんでした。
そのため現在も外宮・内宮ともに賽銭箱はありません。
白い敷布が敷いてあるので皆さんそこにお賽銭を投げ入れますが、それはお金が地面に落ちて
神域を汚さないために敷いたもので、お賽銭箱の代わりではありません。
また、外宮・内宮共、ご正宮は日々の感謝を伝えるところであり、お願い事は「第一の別宮」に
行くのが正しい作法です。
そして、お伊勢さん詣りそのものが吉日なのでおみくじはありません。
これは、参拝者全員が平等で、参拝は日々の感謝をすることであるという事なんです。

知らないと損しちゃう?知っておきたいオススメ別宮

地元の方に「月讀宮を参ったら長年患っていた病気が治った」と囁かれる内宮の別宮で
オススメの「月讀宮」は近鉄五十鈴川駅から徒歩約10分位のところにあり、内宮の主神・天照大御神の弟神にあたる月讀尊が祀られています。
本来は農耕、漁業の神として崇められていて東から西へ、四つの宮が鎮座しています。
(1) 月讀尊を祀った月讀宮

(2) 月讀尊荒御魂を祀った月讀荒御魂宮

(3) 伊弉諾尊を祀った伊佐奈岐宮

(4) 伊弉冉尊を祭った伊佐奈弥宮

の順でお詣りして下さい。きっと神様がお力・ご加護を授けて下さります。

お伊勢さんのご両親?一度は行きたい「多賀神社」!

お伊勢さんは神社の最上位なので全国的に知らない人は殆どいないのですが、お伊勢さんに祀られている
天照大御神のご両親が祀られている滋賀県の「多賀神社」を知る人はあまり多くありませんよね?

「お伊勢はお多賀の子でござる」

「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)」と「伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)」
の2柱が祀られ、伊勢神宮に祀られている天照大御神をはじめとする八百万の神々や日本の国土を
創り出したと、日本最古の書物『古事記』に記されています。

「お伊勢参ればお多賀へ参れ」
「伊勢へ七たび、熊野へ三たび、お多賀さまへは月まいり」

と歌いはやされたものです。

〒522-0341 滋賀県犬上郡多賀町多賀604番地
TEL 0749-48-1101  FAX 0749-48-1105

自粛生活が解禁したら是非!!「お伊勢さんお礼詣り」へ

人間は戦争・大震災・疫病等数々の災難に見舞われる度に、それまでの怠慢や奢りを
反省し、努力を積み重ね、医療や科学の発展を成し遂げ乗り越えてきました。

しかし、災難が通り過ぎると、また平和に甘え、平和への感謝の気持ちを忘れ、傲慢に
なるという事を繰り返しています。

令和の始まりに、神様は天災・コロナウィルス感染拡大と、次々に大きな試練を私達に
与えました。

今、私達はまた努力し、辛抱し、乗り越えるようとしています。
当たり前だったお出掛けがとてもありがたく感じられますよね!

私達は今回のコロナウィルス感染拡大により、何カ月もの長い期間、普通の生活を奪われ
自由を奪われ、そして尊い命を奪われました。

この大きな試練を受け、平和がどれ程ありがたいのかを身に染みて感じます。

国民がひとつになり、自粛生活を守り抜いてきました。
最前線で働く方々が、私達の生活を命を懸けて救ってくれました。

神様が私達に与える試練は、私達に傲慢さを気付かせ感謝の気持ちを思い出す為の機会なの
かも知れません。

私達は多くのものを失い、そして大きなものを学びました。

この恐ろしい緊急事態の終息を誰もが願い、力を合わせて取り戻した平和に対する
感謝の気持ちを忘れる事の無いよう、新しい一歩を踏み出す時がやって来ました!

待ちに待った緊急事態宣言解除!待ちに待ったお出掛け解禁!
さあ、神様に感謝の気持ちをお伝えしに、お伊勢さんのお礼詣りにお出掛けしましょう!

誠実であり謙虚になり、当たり前のありがたさを知り、お伊勢さんへのお礼詣りで心新たに
元気いっぱい、前に進みましょう!!