記憶に新しい話ですが2019年11月16日に沢尻エリカさん(女優)が合成麻薬MDMA所持容疑で逮捕されました。
このニュースは皆さんもテレビやラジオ、ニュースアプリなどでも話題になっていますよね。以前にも素行の問題で一時期テレビから離れるという時期も有りました。
しかし今回は逮捕という事件を起こしてしまい、これからの芸能活動はどうなってしまうのでしょう。
沢尻エリカさん以外にも過去に麻薬で捕まってしまったしまった芸能人はたくさんいます。
どうして人は麻薬に手を出してしまうんだろう
人には言えない悩みやストレスが溜まってしまっているんじゃろ
なぜ人はいけないとわかっているのに麻薬に手を出してしまうのか?
麻薬に染まってしまった人はどうすれば自由になれるのか?
をについてお話していこうと思います。
今回話題になった沢尻エリカさんが使用した麻薬はMDMAです。
メチレンジオキシメタンフェタミン 、あるいはMDMAは、アンフェタミンと類似した化学構造を持つ化合物である。愛の薬などと呼ばれ共感作用がある。幻覚剤に分類される。心的外傷後ストレス障害に対し、MDMAを併用した心理療法の臨床試験がアメリカ合衆国で進行している。
参照:Wikipedia
麻薬は他にも
- ヘロイン
- コカイン
- LSD
- 大麻
といった種類のものがあります。
なぜ麻薬に手を出してしまうのか?
危険とわかっていてもついつい手を出してしまうのにはやはり理由があるのではないでしょうか?
好奇心
麻薬に手を出してしまう理由として
好奇心で麻薬を使ってみたい、麻薬を使うとどうなってしまうのかという冒険心や
単なる興味から手をだしてしまうケースが多いそうです。
また、学校の先輩や親しい人から勧められて手を出してしまうなんてことあります。
よくバイト先の先輩に勧められてタバコを吸い始めたなんて話聞いたことないでしょうか?私の友人も大学に入学してから、就職してからなど周りの環境が変わるタイミングでタバコを始めたなんて人も多いです。
麻薬も入り口はとても安易なのもが多いのかもしれません。
ストレス
仕事で疲れてしまった、人間関係で疲れてしまったなど社会や人生でのストレスから来る疲労感や孤独感に耐えられなくなってしまい逃げ場として麻薬を使うことで開放されるから使ってしまう。
ストレスはあらゆることで降り掛かってきます。
主には職場の仕事や人間関係が多いと思います。麻薬に手を出してしまう人はストレスに弱いのかもしれないです。またストレスを吐き出す逃げ道がなくなってしまっているのかもしれません。
入手のしやすさ
現在はインターネットの普及により様々な情報が簡単に手に入ります。
もちろん麻薬の入手方法もあらゆる情報ルートを使うことによって簡単に入手できてしまうのです。
また海外では麻薬が違法ではない国や、一般化してしまっている国の影響もあり、入手しやすいのではないでしょうか?
芸能人や役者で麻薬を使用する人が多いわけとは?
繰り返しになりますが、最近の報道ニュースで麻薬で逮捕される芸能人をよく見かけます。
ではなぜ芸能人は麻薬を使用してしまう人が多いのでしょうか?
広い交友関係
芸能人の間で開催されるパーティーや飲み会など華やかなものを想像しますよね。
Instagramではある俳優さんの誕生日パーティーで豪華な顔ぶれが集まる写真を見ることもあります。
麻薬とは関係ないですがカラテカの入江さんも広い交友関係があると話題になっていましたよね。
同業者以外のつながりも多いはずです。
少し前の出来事ですがある芸人さんが闇営業を行っていたというニュースも有りました。人前に出るお仕事をしているからこそ裏の世界の交友関係も少なからずできてしまうような気がします。
仕事での役柄(俳優)
ヒース・レジャーというハリウッドスターを知っていますか?
彼は映画「ダークナイト」でバットマンの敵役であるジョーカーを演じました。
彼は2008年に「ダークナイト」が公開される前に亡くなってしまいました。
死因は処方薬の過剰摂取による薬物中毒であるといわれています。
なぜ薬物中毒になってしまったのか?
猟奇的なキャラクターであったジョーカーという役にのめりこんでしまったからと言われています。
その結果として過度の睡眠不足やうつ状態になり薬が手放せない状態に。
このヒース・レジャー以外にも狂気的な役を演じるために自分を過度に追い込んでしまい
薬物に手を出してしまうという実例が沢山あるといわれています。
海外からの入手
沢尻エリカさんは海外での仕事ももちろんあります。
個人事務所の所在がスペインなのでやはり海外の方との交流も多いはずですね。
先程も話しましたが海外では日本より麻薬が一般的に出回っています。
そのため、海外のパーティーやクラブに行くと薬物が横行しているとお言う話も聞きます。
個人事務所「エル・エクストラテレストレ」
2010年3月スペインに個人事務所「エル・エクストラテレストレ」(スペイン語で「宇宙人」を意味する)を設立し、芸能活動を復帰すると報じられた。CMには多数出演していたものの、本格的に芸能活動を復帰するのは約2年ぶりのこととなる。また、同国の首都であるマドリッドを拠点として活動予定であることも加えて報じられた[6]。参照:Wikipedia
麻薬に染まってしまった人はどうすれば自由になれるのか?
これまではなぜ人は薬物に手を出してしまうのか?
芸能人で薬物を使用してしまう人が多いのか?についてお話してきました。
これ以降はどうやったら薬物から自由になれるのかをお話します。
治療機関で更生する
薬物依存者の方はみな薬物をやめたいと思っていますが簡単にやめられるわけではありません。
本人の意志ががどれだけ強くても脳が薬物にコントロールされてしまっているため自分自身では
どうすることもできないのです。
タバコやアルコール飲料にも依存性があると言われていますが、薬物はそれらとは比べ物にならないくらいの
依存性があるのです。
回復には自助活動が効果的
薬物からは短期間では自由になれません、長い道のりをかけて回復していくことが大切です。
その際に効果的な回復方法が自助活動です。
自助活動とは同じように薬物から回復したいという仲間が集まり共同生活をすることです。
薬物をやめ続けることに成功した人が今やめられないでいる人とともにリハビリテーションをします。
このような自助活動は薬物依存者の回復過程をともに実感し合うことでの心の回復と
今まで失ってきた人間関係の構築を図ることでの心の回復として効果があります。
また規則正しい生活習慣に戻すことで良好な人間関係を作りやすい環境に変えることが大切です。
リハビリテーション施設 | 特定非営利活動法人 東京ダルク |
麻薬相談窓口 | 薬物乱用防止相談窓口一覧 |
麻薬相談窓口 | 警視庁麻薬相談 |
最後に
薬物というものは入り口はすごく簡単に入ることができる反面出口はかなり困難なものです。
まずは、安易に手を出さないということや悪い交友関係を断ち切ること。
もし、手を出してしまったら必ず誰かに相談することです。
薬物にハマる前に抜け出すことが大切です。
また本人だけでなく周りの家族の方の支えも回復するにおいて重要な役割を果たします。
万が一家族が薬物にハマってしまったら薬物について知っておくことをおすすめします。