女友達に2歳の子供がいるんだけど、とにかく元気いっぱいでさ。
ヤンチャなことばかりするから、たまに会っても子供を叱ってる姿しか見てない(笑)
ほっほ、それは大変じゃの。ときに、ママさんはちゃんと”息抜き”はしとるのかえ?
どうだろう。全然目が離せないって言ってたから、あんまり休めてないかも。
ふぅむ、それはちょいと心配じゃのぅ…
え、どういうこと?
24時間体制で子供の面倒を見ながら、家事をしたり、仕事をしたり。
パパもそれなりに手伝ってはくれるものの、自分が思うほど役には立たず。
「結局、私が頑張り続けるしかない」
そんな風に思い込んでいませんか?
その考えはとてもキケンです。
もちろん、頑張ることも大事です。
しかし、心と身体を自由にするために、息抜きをすることも大事なのです。
息抜きはなぜ大事なのか、息抜きをするとどんな効果があるのかを紹介していきます。
息抜きができないと、どうなってしまうのか
泣き止まないわ、ご飯は食べないわ、寝てくれないわ、急に熱だすわ…
数え上げたらキリがないほど、子供は予測不能を投げつけてくる。
黙っていれば天使なのに、時には悪魔に見えることも。
「本当は自由になりたい。でも、子供を置いて息抜きなんて、何だか悪い気がする」
どうしても罪悪感を感じてしまい、息抜きできないでいませんか?
子供と一緒に長く過ごしているうちに、息が詰まっていませんか?
自分を押し殺してガマンを続けると、ストレスは次第にノイローゼになるかもしれません。
ギャンブル、不倫、虐待、ネグレクト…
最近は、育児ノイローゼが原因と思われる事件のニュースをよく目にします。
子供を愛するがゆえに、逆に子供を傷つける結果を招くなんて、とても悲しいことですよね。
育児でストレスを溜めることは、自分にとっても子供にとっても良いことはありません。
適度に息抜きするのは、罪悪ではなく、むしろ歓迎されることなのです。
息抜きで得られる3つのメリット
息抜きをすると、自分だけでなく、周りに対しても様々なメリットがあると考えられます。
- 新鮮な空気が入り、心身ともにリフレッシュする
- 客観的に自分を見ることができる
- 生活にリズムが生まれる
新鮮な空気が入り、心身ともにリフレッシュする
特に子供が赤ちゃんの時は、基本的に家の中で過ごすので、オシャレや流行に気を配ることも少なくなり、ふと気付くと、ずいぶんと社会から離れたように錯覚することがあると聞きます。
家の空気も窓を開けて入れ替えてあげないと淀んだままです。
おめかしをして外に出れば、新鮮な空気が染み渡り、心身ともにリフレッシュされます。
ママとして、女性としてポジティブな気持ちになれるのではないでしょうか。
客観的に自分を見ることができる
子供と過ごす時間が長くなると、子供の面倒を「こなす」だけになってしまいがちです。
そんな中での息抜きの時間は、客観的に自分を振り返り、見つめ直す良い機会になるでしょう。
良い意味での反省は、今後の子育てや生活への改善を生み出す材料になります。
そして、再び子供と向き合うエネルギーへと変わっていくのです。
生活にリズムが生まれる
少し先に楽しみがあると、今の多少の辛さには何とか耐えられるものです。
子供から少し距離を置く、息抜きの時間を定期的に持てば、フラットな毎日にリズムが刻まれます。
こうしたリズムが、子育て、息抜きに対して互いに刺激を与え、良いサイクルを生み出します。
ママさんたちが輝けば、周りも子供にも輝きがもたらされるということぢゃ。
なるほどなあ。
効果的な息抜きの方法
では、どのようなことをすれば、効果的にストレスを解消することができるのでしょうか?
アメリカの代表的な心理学会である、アメリカ心理学会では、以下の方法を最も効果的なストレス解消法として紹介しています。
- エクササイズやスポーツをする
- 礼拝に出席する
- 読書や音楽を楽しむ
- 家族や友達と過ごす
- マッサージを受ける
- 外に出て散歩をする
- 瞑想やヨガを行なう
- クリエイティブな趣味の時間を過ごす
納得の内容ばかりだね。
自由の神であるワシに祈りを捧げるのも効果的ということぢゃな!
…
逆に、あまり効果のないストレス解消法としては、以下の方法を紹介しています。
- ギャンブルをする
- タバコを吸う
- 飲酒をする
- やけ食いをする
- テレビゲームをする
- インターネットをする
- テレビや映画を2時間以上見る
ギャンブルなんかは当然だろうけど、ゲームにネット、テレビや映画なんかは意外だね。
まあ、個人の感情とは別ぢゃからの。
満足感が欲しいなら、自分に合うことをするのが一番かもしれんのう。
自由時間を作る方法
息抜きのメリットや方法は前述の通りですが、息抜きをするための自由時間を作る必要があります。
育児中のママができる、自由時間の作り方を紹介します。
- パパに面倒を見てもらう
- 実家を頼る
- 施設に預ける
パパに面倒を見てもらう
自由時間を作る上では最も簡単な選択肢と言えます。
ただ、子供と接する時間が自分と比べて圧倒的に少ないので、不安に感じることもあるでしょう。
最初は子供が寝た後の面倒や、散歩に連れ出してもらうなど、簡単な内容から始めてはいかがでしょうか?
パパも少しずつ経験し、慣れてくれば、徐々に時間を延ばしていけば良いと思います。
実家を頼る
住所から実家が近く、特に自分の実家の場合は、わりと頼みやすいのではないかと思います。
かわいい孫と触れ合えるのは、祖父母にとってもうれしいものです。
ただし、面倒を見る人は変わっても、子供のパワフルさは変わりません。
祖父母の”孫疲れ”も話題になっているので、頼りすぎるのは控えた方が良いかもしれません。
また、お土産や費用を渡したり、感謝の気持ちを伝えるなど、良好な関係を保つ気遣いは必要でしょう。
施設に預ける
費用はかかりますが、ベビーシッターや一時保育で預かってもらうのも一つの方法です。
文部科学省が各都道府県に通知した「一時預かり実施要綱」の一時預かり事業の目的には、
育児疲れによる保護者の心理的・身体的負担を軽減するための支援
が含まれています。
息抜きの目的で一時保育を利用することに後ろめたさを感じるママもいるそうですが、必要ならばどんどん利用すべきです。
みんなで子育てをする環境作りって大事だよね。
まとめ
- 子育てで息抜きをしないままだと、良いことはありません。適度に息抜きをしましょう。
- 息抜きには、自分と子育てに好循環を生み出すメリットがあります。
- ストレス解消方法も効果の良し悪しがあります。自分に合ったものを見つけましょう。
- 自由時間を作る方法も様々です。周りの頼ったり、施設を利用しましょう。
息抜きは、子育てを楽しく、円滑にするために必要なものです。
充実した育児ライフを送るためにも、息抜きをしながら生き抜きましょう!