ゆーじ
自由の神
ゆーじ そしてまた明日から5連勤。これが一生続いていくのか…
自由の神 お主のようにそれが常識だと思っている人が実に多いのだが、
割と普通の人でも会社から自由になる方法はあるものじゃぞ。
ゆーじ 毎日満員電車に揺られる生活から抜け出したい。職場に嫌な上司がいて会社に行くのが辛い。できることなら会社を辞めて自由になりたい。
でも辞めたら生活していけるかわからないし将来が不安だから大人しく会社に行くしかなよな〜。
そんなことを考えている会社勤めの方々に自由を実現するための戦略を提案する記事になります。
キーワードは「低リスク」です。紹介する戦略は全て会社員という身分のまま進められる方法のため、
安定志向の方にこそオススメなものばかりです。
会社から解放されて場所や時間に縛られず自由に生きる生活。憧れますよね。
そんな憧れを実現する方法を紹介していきます。
戦略① 副業からフリーランスを目指す
ポイント
まずは副業という形から始めてみることで低リスク化
会社に縛られない自由な働き方ということでまずはじめに浮かぶのがこのフリーランスでしょう。インターネットの発達に伴って場所や時間にとらわれない働き方の選択肢が爆発的に増えました。
自分の好きな時間に好きな場所で好きなペースで仕事ができるというまさに自由な働き方です。満員電車に揺られ、決められた場所に決められた時間に出勤しなければならない会社員からしたら羨ましい限りですね。
しかし、いきなりこう言われても「そんな簡単に稼げるわけがない」とか「いきなり不安定なフリーになるなんて無理だ」と読者の皆様は当然思われるでしょう。私もそう思います。
だからこそまずは、副業という形で休日等に少しずつから仕事を始めてみてはどうでしょうか?会社員として毎月の安定した給与はそのまま得られている状態なので、いきなりフリーランスを目指すよりも大幅にリスクを低減することができます。
フリーランスの仕事は色々ありますが、会社員の方には
ランサーズなどのクラウドソーシングサイトで仕事を始めてみるのがオススメです。登録すればフリーランスとしてのスキル獲得に繋がりそうなWEB系の仕事がたくさんあり、中には初心者でも可能な案件も見つかります。
そういったものから少しずつ勉強していき徐々に案件を増やしたり単価を上げていってステップアップしていくことで独立を目指しましょう。
戦略② 思い切って転職する
ポイント
・退職に繋がりそうか?という視点で転職先を探す。
・結局会社員のままなのでリスクはない。
「なんだ、結局会社辞めてまた違う会社に入るだけなら今と変わらないだろ。」
という声が聞こえてきそうですが、ポイントは退職に照準を合わせた転職をすることです。
例えば
退職するための貯金を加速させるために寮や社宅付きの会社、実家から通える距離の会社に就職するなどです。仮に上記のような転職によってこのうち5万円が節約できたとしたら年間で60万円可処分所得が増えることになります。
収入を5万円増やしても手元に残るのはおおよそ4万円くらいになりますが、節約した5万円というのは丸々手元に残ります。なのである意味節約は収入を増やすことより大切だったりします。
元々一人暮らしで月5万円貯金できていた人ならこの増えた可処分所得と合計して年間120万円、10年で1200万円です。これを利回り5%の金融商品に投資すれば資産を減らさずに毎年60万円、月で5万円の不労所得になります。
「月に5万じゃな〜」と思われるかもしれませんがこれがあるだけで退職の難易度は大幅に下がるかと思います。少し不労所得があるお陰で多少給料が安くても好きな仕事に就くことができるようになったり、自分のお店をやったりするといった選択肢なんかも身近に感じてくるかもしれません。
10年の貯金期間の間に副業も同時進行させていればその延長線上でフリーランスになるのもいいでしょう。副業といえどこれだけの期間頑張って続けてきていればその頃には十分独立が視野に入っているはずです。
10年という期間は長いように感じるかもしれません。しかし何もしなければ現在30歳の人でもまだこの先30年以上会社で嫌な思いをし続けながら働くことになります。
10年後のためにいまから少しずつ行動することでほとんどノーリスクで20年もの会社員人生をカットできると考えればやらない手はないでしょう。
例えばその②
フリーランスになるためのスキルを身に付けられる会社に転職するというのもいいでしょう。前項では副業としてスキルアップする方法を紹介させていただきましたが、こちらは本業として実行していくのです。
数年間は通常の会社員として働かなければなりません。
ですが、そこで給料をもらいながらライターやエンジニアとしての勉強をしていずれ独立するという方法です。
いずれの方法にしても最初に転職という少し大きなハードルがありますが、不満を抱えたま今の会社にいても現状は変わりません。
また、ただなんとなくで転職するケースでも結局また同じ状況になりかねないというリスクもあります。
ならば、退職に照準を合わせて転職を行うということはある意味で希望を持ち続けながら働ける仕事に就けるという良い選択肢なのではないかと思います。
戦略③ 貯めたお金を投資する
ポイントタイト
- ドルコスト平均法を用いたインデックス投資で低リスク化。
- 基本的にほったらかしでOK。
投資は単独で独立を目指す方法としては難易度がかなり高いのですが、他の方法と組み合わせることで自由な生活を実現するための補助的な役割をしてくれます。
投資というものに対しては怖いものとかギャンブルみたいなものと思っていたり、パソコンを何台も並べてチャートとにらめっこして稼ぐといったイメージを持っていて会社員にはとてもできないと思ってる方がいらっしゃっるかもしれません。
しかしここでオススメするのは会社員の方でも比較的に安全に運用できるドルコスト法によるインデックス投資です。詳細は省きますが会社員でも時間を取られることなく比較的安全に資産を増やすことができる方法です。
ネット証券ならすぐに口座開設の申請ができ1週間程度で取引が開始できます。初心者の方であれば積み立てNISAがオススメ。積み立てNISA口座では金融庁が厳選した優良な投資信託のみしか買うことができないため比較的安全に、日本や世界の国々へ投資することができます。
また、初めに買い付けの金額と商品を選んでしまえばあとは基本的にほったらかしで大丈夫です。ここで慣れてきたら自分でも個別に銘柄を買うなどして資産を増やしつつ投資の勉強もしていくといいでしょう。
もちろん投資なので個別銘柄だろうが金融庁お墨付きの投資信託だろうがリスクはつきものです。しかしリタイアの資金を作っていくうえでも、リタイア後に大事な資産を運用していく上でも投資の知識は必要ですので知識形成という意味でも早めに始めたほうがいいでしょう。
戦略④ 遊びや趣味をネットで配信してみる
ポイント
・確実性はないがリスクもない。
・当たればラッキーくらいの感覚で。
具体的にはブログやYou Tubeなどで自分の趣味や得意分野などを配信していく方法です。他の戦略が地道に積み上げていけば報われる系であるのに対してこちらは一生報われないかもしれません。
しかし続けていればどこかで当たるかもしれません。もちろん、会社員を続けながらできます。なのでノーリスク・ハイリターンといった感じでしょうか?
配信のネタ作りのために特別に何かをしようとなると会社員の方には負担となるのであまりオススメはしません。今の時点でやってる休日の活動の動画をあげてみたり、仕事の延長で文章を書いたりしてそれがすごく面白いことだったりすれば収益化もできるかもしれません。
もし大きく当たれば会社員では考えられないような収入が得られ、他の戦略より早くより豊かな生活ができるかもしれません。そんな夢のある方法です。
しかし、繰り返しますが他の方法に比べて確実性はなく本当に当たればラッキーくらいの感覚です。
戦略⑤ 諦めるべきものはしっかり諦める
なるべく早く会社を辞めて自由になりたかったら家は諦めましょう。できれば車も日常生活で必須な地域でなければ買うべきでないでしょう。
マイホームの全国平均価格は4000万程度と言われており、一般的にはこれを35年ものローンを組んで買う人が多いといいます。
ちなみにサラリーマンの平均年収は432万円*でこれに対する手取りはおおよそ341万円程度。
収入に対して10倍以上もの借金を一つの買い物で背負うのってなかなか普通の感覚ではないと思うのですが、身近に具体例があるせいで安心感があるのか結構な割合の人がこれを平気でやります。
これではマイホームのために今後35年間働かなければならなくなることは明らかですよね。
もちろんマイホームには価格以外の価値がありその購入自体を否定するわけではありませんが、会社からの自由を目指す人はここはしっかり諦められるようにしたほうがいいでしょう。
また車も同様に購入費+維持費が思いの外重くのしかかってきます。
なるべくなら買わずに、どうしても必要な時だけカーシェアなどのサービスを利用するようにしましょう。
車必須の田舎であれば軽自動車を買うようにしましょう。
せっかく働いているのだから立派な家やいい車を買いたくなることもあるでしょう。しかしそこは目標のためにぐっとこらえて自由になるというゴールまで突き進みましょう。
ここができないとどんなに他の戦略を頑張ってもゴールまでの道のりは遠のきますが、逆に言えばこの戦略⑤を抑えられれば戦略③も加速させることができゴールがぐっと近くなってくるでしょう。
戦略⑤は特別なスキルも才能も犠牲にする時間も必要ないですが、その効果は絶大なので必ず実行しましょう。
*2017年国税庁「民間給与実態統計調査」
まとめ
残念ながら今回紹介したプランはどれも明日すぐに会社を辞められるといった方法ではありません。
しかしどの方法も初めの一歩を踏み出すことは明日すぐにできます。あとはそれを継続するだけです。
初めの一歩を踏み出すことで今まで会社内にしか見えていなかった視点が外の世界へと広がりひょっとしたら今の仕事に対する気持ちもちょっと楽になってくるかもしれません。