私の友達なんですけど、仕事と副業で忙しくてとても自由な時間がないみたいです。
副業までしなくてはいけないとは余程お金に困っておるのかのう…。
私も長く仕事を空けるのは難しくて海外旅行に行けないです。
日本人は真面目じゃからのう。
今の日本では長い日数を休める大人は中々おらんのではないかの?
そういった悩みを持つ人は多いことでしょう。
今回は忙しさから開放され、自由になる方法をご紹介します。
「忙しい」が美徳になっている?
日本では「真面目さ」が美徳になっています。
勿論、真面目でない人に仕事は任せられませんね。
同様に「忙しい」も美徳のように感じられています。
公私ともに充実しているという意味の「忙しい」はカッコいいですが、
頻繁に使われる「忙しい」は「長時間働く」という意味に感じられます。
自ら望んで「仕事を一切しない人」は問題がありますが、それと「時間がある」は別物です。
さて、もし月収が「忙しい人」も「時間がある人」もほとんど変わらないとすると
「忙しい人」と「時間がある人」、どちらがよりカッコいいと思いますか?
「時間がある人は仕事ができる」とあなたは思うでしょう。
では「仕事ができる」とはどういうことでしょう。
それは「時間の管理ができている」ということです。
時間を管理しよう
例え業務を遂行できる技術があっても、時間の管理ができなければ残業をすることになってしまいます。
時間を管理するとは、自分の勤務時間とそれぞれの業務の作業時間を計算・
業務に優先順位をつけて、その順位通りに仕事をすることです。
優先順位は「納期が早い」「重要性」「作業時間の少なさ」を基準にして順位をつけていきます。
納期が遅かったり、重要性が低い業務を先に終わらせる必要はないですよね。
また、すぐに終わるものは先に片付けてしまいましょう。
新しく頼まれた業務が優先順位に組み込むと立ち回れなくなってしまう場合は、相手と相談して「引き受けない」「その業務や他の業務の納期を延ばす」等の選択をしましょう。
部下がいる方は「教えれば自分じゃなくてもできる仕事」があれば、部下に教えてやってもらいましょう。
部下のスキルアップにも繋がるので一石二鳥です。
そうしていくと「重要な業務を急いでやる」必要がなくなっていきます。
つまり残業をしなくて良くなり、休暇も取りやすくなってきます。
時間がなくて忙しい人は、自分にできること・
課せられた業務の優先順位を考えずに仕事をしているのです。
時間の管理のし方
時間の管理には色んなソフトがありますが、
エクセルが一番お手軽でカスタマイズもしやすく、お勧めです。
下記からテンプレートをダウンロードして使ってみましょう。
→ WBSガントチャートをExcelで作ってみた(外部リンク)
下記に使い方の一例をご紹介しますが、自分の使いやすいようにカスタマイズしてみてください。
G列に優先順位欄を入れる
重要で急ぐもの・すぐにできるものは「1」、
重要だけど急がなくても良いものは「2」、という風に、
昇順で並び替えができるようにG列に優先順位を入れましょう。
ワークタイトル
業務の簡単な内容を入れましょう。
メモ代わりに詳細を書き込みたい場合は列を増やして書き込んでもいいですね。
工数
こちらのガンチャートでは日単位ですが、
丸一日かからない業務もあると思いますので、分単位の方が分かりやすいと思います。
(例:勤務時間8時間・2日かかるとして、「160」等)
右側のカレンダーに色を付ける
工数に沿って右のカレンダーに色を付けると見やすいです。
また、マスの中に作業時間を入力すると進捗状況がより分かりやすくなります。
職場の人と相談しよう
どうすれば心置きなく休暇を取ることができるかは、職場の人との連携が必要になってきます。
職場の人が自分がいなくても困らないように日程や業務内容の相談をしておけば、
休暇を取ることに後ろめたさを感じる必要はなくなります。
もちろん、他の人が休みたいということであれば、進んで協力してあげてください。
海外では有給の消化率が良いのですが、こうした連携がうまく出来ていることと、休むことに罪悪感を感じていないんです。
休むことに罪悪感を感じるから自分も休まない…ではなく、
こうした連携を進んで行ったり、時間の管理の仕方を教えてあげましょう。
自分も周りも働きやすい環境になって良い事尽くしですよ。
転職をしてしまう
「安月給」
「職場の人手が足りない」
「無理矢理仕事を押し付けられる」
さまざまな事情で、自分だけの力だけではどうにもならない事もあるでしょう。
相談して解決すればいいですが、問題によっては難しいものです。
そういった場合は、いっそ転職をしてしまってはどうでしょうか。
起業したり、クラウドワーカーを目指してみるのも良いかもしれませんね。
離職をするほど理由が、その企業にはあるのです。
そうした企業に勤めていた経験を踏まえて、面接や概要で労働条件を確認して職を選びましょう。
まとめ
お金を稼ぐ事は、生きていくためには必要なことです。
ですが、それだけが人生ではありません。
お金を稼ぐことだけにとらわれてしまうと、心が貧しくなってしまいます。
病は気から、とも言います。心が元気でないと健康とは言えません。
時間の管理は、始めは戸惑うかもしれませんが、慣れたらそんなに難しいことではありません。
「休みたい」と感じたら、すぐに休めるように一工夫してみましょう。
自分を大切にすることが、自由への第一歩です。