都会に疲れた現代人が憧れる自由な生き方といえば、なんといっても「田舎暮らし」でしょう。最近は若い世代の間でも関心が高まっているようです。

しかし、実際に移住を検討してみたとき、意外とネックになっているのが、車のことではないでしょうか。

田舎暮らしに車は必須というけれど、新しく用意するなら、移住費用がかさんでしまう。維持費もかかる。夫婦2人なら2台いるし。

でも、カーリースなら、それらの費用を抑えることができるのでは?

そんな疑問を、田舎生まれ田舎育ち田舎在住の、生粋のイナカモノの私が検証してみます!

 

そもそも、カーリースって何?


カーリースとは、月々決められたリース料金を支払うことによって、自動車を契約期間中、貸し出してもらえるサービスです。

借りることのできる車はカーリース会社が新たに買い付けてくれるので、車種や色、グレードなどは基本的に自由に選ぶことができます。
また、契約期間は3年、5年、7年など長期に渡るため、普段は自分の駐車場や車庫でその車を管理することになります。
ですので、カーリースでは借りた車をまるで自分のもののように自由に使うことができるのです。

カーリースでは、契約終了時に予想される車の価値に対する価格のことを「残価」といいます。
リース契約時、車両価格から「残価」を引いた価格、「残価設定」が見積もられます。

この「残価設定」に、自動車購入時に必要な初期費用、契約中にかかる各種税金や自賠責保険料、車検費用などを加えて契約月で割ったものが、月々のリース料金となります。

  • カーリースとは、「月々決められたリース料金を支払うことによって、自動車を契約期間中、貸し出してもらえる」というサービス。
  • カーリースでは借りた車を自由に使うことができる。
  • 「残価設定」に、自動車購入時に必要な初期費用、契約中にかかる維持費を加えて契約月で割ったものが、月々のリース料金となる。

 

カーリースのメリット

  1. 頭金不要。車のお金が月々定額でわかりやすく、家計の管理が楽になる。
  2. 初めての車でも安心。手続きやメンテナンスもお任せでOK!
  3. 事業者なら節税効果も。

1.頭金不要。車のお金が月々定額でわかりやすく、家計の管理が楽になる。

上で述べた通り、自動車購入時に必要な初期費用はリース料金に含まれています。頭金なども不要なので、まとまったお金を用意することなく、車に乗り始めることができます。移住初期はなにかと物入りでしょうから、これは助かりますね。
また、自動車税や、車検費用など、車の維持にもその都度、数万単位のお金が必要になります。
カーリースなら、月々のリース料金の支払いのみで済むので、突然の大きな出費に頭を抱えることはなくなります。

2.初めての車でも安心。手続きやメンテナンスもお任せでOK!

借りた車の所有者名義はカーリース会社となります。ですので、うっかり忘れがちな納税や保険の更新などの面倒な手続きを任せることができます。
さらに、プランによっては、普段のメンテナンスも任せることができるので、不慣れな人も安心して車を使用することができます。初めての車だとわからないことも多いですが、これなら心強いですね。

3.事業者なら節税効果も。

移住を検討されている方のなかには、起業を考えているような方もいらっしゃるかと思います。
車を購入した場合、「資産」となりますので、経費にはできません。普通自動車なら6年、軽自動車なら4年かけて「減価償却」する必要があります。
しかしカーリースなら「賃借料」として、全額経費にすることができますよ。

 

カーリースのデメリット

  1. 返却時、車の価値を下げてしまっていると差額支払いがある。
  2. 設定走行距離を超えると追加請求がある。
  3. 中途解約はほぼNG!

1. 返却時、車の価値を下げてしまっていると差額支払いがある。

リース契約時、「残価設定」を決めますが、これは、カーリース会社が「この車は契約終了後に下取りするので、あらかじめその価格分を販売価格から引いておきますね」という趣旨のものです。
これはあくまで「予想される価格」ですので、その価格より車の価値(=下取り価格)を下げてしまうと、その差額分を支払わなければなりません。

具体的には、ボディの傷や凹み、車内だと、タバコや芳香剤の強いにおい、シートのシミなどが影響します。
とにかく車は丁寧に扱うことを常に心がけておく必要がありますね。人によってはストレスになるかもしれません…。

2. 設定走行距離を超えると追加請求がある。

設定した走行距離を超えてしまうことも「残価」を下げる原因となります。
もちろん、契約時に適切な走行距離を設定することで回避できますが…。
移住地に実際に暮らしてみると、走行距離が想定以上に伸びてしまうこともあり得るので、注意が必要でしょう。

3.中途解約はほぼNG!

カーリースは、基本的に契約期間中の内容変更や解約はできません。
結婚や出産などライフスタイルが変われば最適な車も変わりますが、カーリースではその辺りの融通は利かないということですね。

また、あまり考えたくないことですが、万が一、大きな事故をして廃車になってしまったような場合も、未払いのリース料金全額と残価を一括で請求されます。自己負担になりますが、任意保険には入っておきましょう。

 

向いている人、向いていない人

カーリースに向いている人
  • フリーランス
  • セカンドカーでの利用
  • 初めての車の人

フリーランスの人はメリット3の節税効果が大きいですね。

田舎暮らしの「車は必須」は「一家に1台」ではなくて「一人に1台」が正しいです。例えば、旦那さんが車で仕事に行ってしまったら、奥さんはその間どこにも行けなくなってしまいますからね…。

セカンドカーで、と限定したのは、メインカーだと(特にファミリー世帯は)デメリット1で述べた車の扱いに対する負担が大きいからです。
自分で購入したメインカーをファミリーカーに、セカンドカーをご近所専用車にすれば、車を傷つけてしまうリスクを減らし、家計の管理を楽にするメリット1を有効に使えます。
実際に地方のファミリー世帯には、ミニバンと軽自動車を使い分けているご家庭は多いですよ。

車が初めての人も、カーリースなら手軽に安心して車を使うことができますね。

カーリースに向いていない人
  • 職場が遠くなってしまった人
  • レジャーを楽しみたい人

向いていない人は主に走行距離が問題ですね。カーリースを利用するなら月1,500km以下くらいまでが目安でしょうか。
通勤距離が片道30kmを超える人は要注意です。

せっかく田舎に移住したのだから自然と思いっきり触れ合いたい、と考えている人もカーリースではないほうがいいかもしれません。
私も天気の良い日に海沿いを延々ドライブするのが好きですが、走行距離などを気にして走るのは実に楽しくないものです。

 

おすすめカーリースサービス

1.コスモのMyカーリース(コスモ石油)

https://www.cosmo-mycar.com/

桜井日奈子さんのテレビCMが有名なやつですね。これでカーリースを知った人も多いのではないでしょうか。

プランはホワイト、シルバー、ゴールドと3プランありますが、ホワイトはメンテナンスなし、シルバーは車検などお任せできる標準的プラン、ゴールドは消耗品の交換やロードサービスまで面倒みてくれるスペシャルなプラン、と違いがわかりやすいのがいいですね。

特徴はガソリン値引きがあること。近くにコスモ石油のガソリンスタンドがある人が向いていますね。

2.カーリース・オンライン(オリックス)

https://www.carlease-online.jp/

オリックス自動車といえばレンタカーでおなじみですが、個人向けカーリースも1984年開始という、大手中の大手。

新車のリースプランは「いまのりナイン」「いまのりセブン」「いまのりくん」の3つ。
契約期間はそれぞれ、9年、7年、5年ですが、「いまのりナイン」は7年、「いまのりセブン」は5年、「いまのりくん」は2年経過後、自由に乗り換えや返却ができます。この柔軟さが魅力ですね。

3.定額ニコノリパック(MIC)

https://www.niconori.jp/

月々1万円~という安さに驚きです。しかも、残価の差額請求がありません。
運営している株式会社MICは中古レンタカーをメインの事業としています。
返却された車は自社で再利用している、というのが安さの秘密のようですね。

4.マイカー賃貸カルモ(ナイル)

https://car-mo.jp/

オンラインがウリのカーリースサービス。スマホからでも5分ほどでサクッと申込みできます。契約期間も1年から可能というお手軽さ。LINEで相談できるというのも若い人や女性とっては車へのハードルが下がって、安心感が増すのではないでしょうか。

 

まとめ

  • カーリースとは、「月々決められたリース料金を支払うことによって、自動車を契約期間中、貸し出してもらえる」というサービス。
  • カーリースでは借りた車を自由に使うことができる。
  • 「残価設定」に、自動車購入時に必要な初期費用、契約中にかかる維持費を加えて契約月で割ったものが、月々のリース料金となる。
カーリースのメリット
  1. 頭金不要。車のお金が月々定額でわかりやすく、家計の管理が楽になる。
  2. 初めての車でも安心。手続きやメンテナンスもお任せでOK!
  3. 事業者なら節税効果も。
カーリースのデメリット
  1. 返却時、車の価値を下げてしまっていると差額支払いがある。
  2. 設定走行距離を超えると追加請求がある。
  3. 中途解約はほぼNG!
カーリースに向いている人
  • フリーランス
  • セカンドカーでの利用
  • 初めての車の人
カーリースに向いていない人
  • 職場が遠くなってしまった人
  • レジャーを楽しみたい人

いかがでしたか。
田舎暮らしにスポットを当てて、カーリースについて解説してみました。
参考になりましたでしょうか。

車のことに限らず、移住には想定外のこともたくさん起こるかもしれません。
細かなところまでじっくりと検討してみることが大事だと思います。
そして、後悔のない、自由な田舎暮らしを実現しましょう。
私も田舎で待ってます。

まずは,カーリースを体験してみましょう!