皆さんは情報収集をする時はどういったものを利用しますか。
テレビや新聞、書籍や雑誌など人によってその方法は様々ですよね。
しかし最も素早く簡単に情報を得られるのはパソコンだと思います。
ここではそのパソコンを使って5chという掲示板を例に、情報収集することについて一緒に考えていきたいと思います。
ネットの掲示板はちょっと怪しいところが多いよなあ
5chとはそもそも何か
5chとは5ちゃんねるとも呼ばれ、日本の電子掲示板のことを指します。もともとは2chと呼ばれていましたが、2017年10月1日、当時までの「2ちゃんねる(2ch.net)」が突如に「5ちゃんねる」に名称が変更しました。
なので、簡単に言えば2ちゃんねるの流れやシステムを引き継いだものが5ちゃんねる、という認識でいいと思います。
様々な分野やジャンルを集めた電子掲示板の集合体とも言えます。
私は2ちゃんねるは過去に少しだけ掲示板などを覗いたことはありますが、5ちゃんねるを覗くのは今回が初めてになります。
なので、そこで感じたことやメリットなどを含めて考えてみました。
圧倒的な情報量
5chにはとにかく様々なジャンルの情報が掲示板にまとめられていて、それが乱立しているようなサイトになっています。
世界情勢や社会問題、地域の情報や家電のことなどについて、アニメやアイドルといったサブカルチャーというのもあれば、物理や数学、哲学や心理学といった学問の領域まで網羅しています。
なるほど、利用の仕方によっては必要な情報が手に入るわけだ
情報が正しいかどうかの判断がつきにくい
例えば書籍などはお金がかかりますが、著者が書き記したものを編集者が校閲したりファクトチェック(情報が正しいかどうかを判断する)をしたりするので、より正確な情報を得ることができます。
新聞も、記者が取材などをして情報の裏付けを行うため、情報の正確さは高いと言えます。
しかし、5chといったインターネットで得た情報は、それが正しい情報かどうかの判断の材料は自分の知識によってしかできません。
インターネットの情報の最大の利点は、早く旬の情報が得られるところです。なので、ニュース速報といった一過性の情報を得ることなどについては、おおいに利用していいということです。
ネットで情報収集する時は情報が正しいものかどうかを判断しないとな
5chの否定的評価
5chでは、一部ではありますが投稿による個人のプライバシーの侵害や誹謗中傷といった書き込みが散見されます。
また、5chに限った話しではありませんが、総務省が匿名掲示板でたびたび発生する人権侵害事案に対応するため、「名誉毀損、プライバシー関係ガイドライン」を改訂、書き込まれた内容について被害者本人に代わって法務省人権擁護局が削除を要請できるようにする方針を決めた、といったことにもなっています。
(引用元:Wikipedia「2ちゃんねる」)
つまり、インターネットの特性である個人の匿名性をいいことに特定の誰かを攻撃して非難するといったことがまかりとおっている実態があるのです。
このあたりは個人の良識やネットにおけるマナーなどによってしか規制される術はないので、社会の常識に従った行動をしていく必要があります。
ネットでもちゃんとルールを守って利用しないとね
5chと自由
では、5chを使って自由になる方法とは何でしょうか。それは、自分の仕事やライフスタイルを変えるために必要な情報収集を行えることだと思います。
自分の実現したい夢や目標があれば、それに従った情報収集をすれば良いのです。
そのためにこういった様々なジャンルの知識が詰まった巨大なサイトは利用しない手はないと言えるでしょう。
ただし、繰り返しになりますが、情報の正確さがどれほどなのかは自分の知識や良識によって判断するしかないので、そこはインターネットで入手できる情報を扱う上でのひとつの課題になります。
もうひとつ、これは5chを利用しないという逆の発想になるのですが、しっかりとした考える力を鍛えるには、じっくりと考えながら丁寧に知識や情報と向き合う必要があります。
その手段はインターネットも悪くないのですが、新聞や書籍を利用した方がゆったりとした心構えで情報と向き合えます。
インターネットは基本料金さえ払っていれば無限に無料で利用できますが、表面的な知識をなぞりやすく、結局雑学が増えただけ、といったことにもなりやすいと思います。
新聞や書籍の良いところは、お金は多少かかりますが、その分テーマを決めて購入すれば確実に知識と考える力が身についてくるところです。
書籍なら1冊数百円から2、3千円で確かな情報や知識が手に入ります。それは基礎的な考える力を養い、自由になるための発想や思考を身につけるための土台になると言えるでしょう。
もちろん、書籍なんかも良い本と悪い本があるので、そこを判断していくには自分の欲しい情報はあるか、読みやすいか、といったことに注意しながら本選びをするといいと思います。
図書館もおおいに利用してみましょう。
図書館は最新の本はありませんが、最新の雑誌などが置いてあるところもあるし、新聞も読めます。古典なども置いてあるので、難解な本に挑戦することも無料でできます。
結論として、自由になるためには考える力や知識を養う必要があるので、そのためにはインターネットや書籍や新聞をおおいに有効活用していくといい、ただし、自分には今どういう知識が必要か、をまず考えておく必要があります。
まず考える力の土台作りをするのが大事ってことかな
まとめ
・5chは使い方によってはたくさんの有益な情報を得ることができる
・5chといったインターネットの情報は、正しいかどうかの判断がつきにくい
・自由への考える力をつけるには、書籍や新聞などの情報に当たる方がじっくりと活字を読めるので効果的だ
・ただし5chといったインターネットの情報も補助的に利用するといい
いかがでしたか。
人によっては、いやいや、インターネットが1番勉強になって考える力も身につく、という人もいるかもしれません。
自分に合った情報収集ができれば、それは着実に考える力を身につけることになり、それが自由に生活するための原動力になることでしょう。