悩み多き思春期。
勉強が嫌だ。クラスになじめない。先生が合わない。
日々、そんなもやもやとした思いを抱えてしまっている。
そんなあなたにたずねます。

あなたは、学校から自由になりたいですか。

真剣に考えてみる理由

昔、哲学の偉い先生が「学校は刑務所のようだ」と言ったそうです。
学校は監視されているようで息苦しいところ。威圧的でもあります。
だからあなたが学校から自由になりたいと思うのも当然です。

私自身、学校から自由になりたくて、不登校だった時期があります。
ですので、あなたの思いを否定することはできませんし、しません。
行きたくなければ行かなければいいし、辞めたければ辞めたらいい。

だけど、辞めた後のことを考えたことがありますか。

私は何も考えていなかったので、私の自由は中途半端で終わりました。
でも、あなたはそんなことは望まないはず。

真の自由を勝ち取るには大人たちと戦わなければなりません。
そのためには、自分を見つめ直す必要があります。
本気で自由を望むなら、一度真剣に考えてみませんか。

学校を辞めるということ

では、一つずつ考えてみましょうか。
学校を辞めるということは、はっきり言ってデメリットだらけです。
けれど、すべてのデメリットを理解した上で、それでもなお、辞めたいと思うなら、辞めてもいいということなのでしょう。

学歴はいらないけど「高卒」は必要

高校を中退する。1番わかりやすいデメリットですね。
でもそもそも、学歴って必要なんでしょうか。
あなたは必要ないって言うかもしれませんね。私もそう思います。実際、必要になったことはあまりないですし。

あまり、と言ったのは、ごくわずかな特定の場面に必要あるからです。
例えば、就職。正社員はもちろん、アルバイトでも「高卒」が採用の最低ラインになっているところが多いです。
他には、もし何か勉強したいことが出来て、専門学校などに通いたくなっても「高卒」の資格が必要だったりしますね。

「高卒」が必要な場面はそんなに多いわけではありません。

しかし、いずれもあなたの将来にとって大事な場面です。

そんな局面であなたは苦労しなければいけないことが予想されます。

明確な目標がないなら、どうしていいかわからなくなる

これはかつての私ですね。

不登校だった時期があったということは、最初にお話ししました。
始めた理由は、大人への不信感とか自分探しとか、なんとでも言えますが、正直、なんとなく、だったのだと思います。今ではよく覚えていません。
半年くらい続いていたでしょうか。
始めた時の話よりも終わった時の話の方がこの場に合っているかもしれません。

私が不登校状態を脱したのは、あまりにも暇だったからです。
暇で暇でしょうがなかったので、最後の頃は、興味もなけりゃ面白いとも思ってないのに太宰治読んだりカーペンターズ聴いたりしてました。
雑学とか教養とかの面では役に立ったのかもしれないけど…。果たしてこれは意味があったことなのか…。

なにもすることがなかったのでわけがわからなくなってしまったのだと思います。
私は結局、学校自体は辞めてはいないので、なんとか戻れましたが…。
辞めてしまったらわけがわからなくなっても、戻るところがないですね…。

自由な時間が多いと、逆にやりたいことができなくなる

上ですることがないと暇だ暇だと言いましたが、やることがあっても罠があります。自己管理能力がないと結局時間を無駄にしてしまうという罠ですね。

いつでもできる環境にあるといつまでもやらないものです。
これはいい年した大人でも大抵の人はそうなので、人間の性なのかもしれません。

ただもしあなたが、この罠を乗り越えて、目標に向かって邁進できる強い心を持っているならば、むしろ学校なんて行っている場合じゃない。
あなたの行く手を遮ることなんて誰もできないし、そんなあなたなら周囲の人もきっと応援してくれることでしょう。

最後に

繰り返しになりますが、学校を辞めるということは、デメリットがたくさんあります。
その中でも特にあなたへの影響が大きそうな

  • 学歴はいらないけど「高卒」は必要
  • 明確な目標がないなら、どうしていいかわからなくなる
  • 自由な時間が多いと、逆にやりたいことができなくなる

の3つを挙げてみました。

どうでしたか。
辞めたい気持ちが固まりましたか。それとも、学校を辞めるのは止めますか。
どちらでも構いません。
考えてみて、ちょっとすっきりしたのではないでしょうか。

それは、きっとあなたが「考えてみる」という行動を起こしたから。
何を選択するにしろ、少しずつでも行動を起こしてみることが自由につながっていくのだと私は思います。