今回は、佐藤義典さんの著書、『ドリルを売るには穴を売れ 誰でも「売れる人」になるマーケティング入門』を読みました!

アフィリエイトで稼ぐためには、ブログを見てもらった人に、モノを買ってもらわないといけない
でも、ブログで売りたいモノを一生懸命に紹介するものの、なぜか成果が上がらない
これといった原因もつかめずに、本屋を物色していたら、本書の帯に書かれた言葉が目に留まりました。

お客さまはモノではなく価値を買っている

これを見た瞬間、私は「お客さま」になりました……

本書の著者、佐藤義典さんは、早稲田大学卒業後、NTTで営業やマーケティングを経験し、アメリカの大学でMBA(経営学修士)を取得。その後、外資系企業でマーケティングに関する重職を歴任するという華々しい経歴をお持ちの方です。
現在は、自身が設立した経営コンサルティング会社の代表取締役社長として活躍中です。
無料マーケティングメルマガ「売れたま!」の発行者としても知られているそうです。

マーケティングのプロが書いた、『誰にでも「売れる人」になれる』本、これは間違いないでしょう!

>>ドリルを売るには穴を売れ 誰でも「売れる人」になるマーケティング入門

本の概要

本書は、マーケティングの入門書として、「売ること」に関する体系的な理解をしたいビジネスパーソン向けに書かれています。

本書では、マーケティングの基本的な理論である

1. ベネフィット
2. セグメンテーションとターゲット
3. 差別化
4. 4P

を学ぶことができます。

本書は、理論の解説理論を具体的に落とし込んだ小説を織り交ぜながら展開していきます。
廃業寸前のレストランがマーケティングによって復活するストーリーも面白く、楽しみながら学べる工夫が詰まっているので、本を読むのは苦手と言う人も無理なく読めると思います!

では、この本を読んで、私に「刺さった」ところを感想と合わせて紹介します!

本書の感想

マーケティングは学ぶな、つかみ取れ!

正直、マーケティングと言われても、普段生活する上で、それを意識することはないですし、どこか遠いところの言葉のような感じすらしませんか?

でも、私たちは、ほとんど毎日のようにマーケティングに関わっているのです。

本書で言うマーケティングは、次のように定義されています。

「マーケティングとは何か」を一言でいえば、「顧客」に関するすべてのこと、つまり「売ることに関するすべてのこと」だ。

出典元:ドリルを売るには穴を売れ 誰でも「売れる人」になるマーケティング入門

これは、私たちが買い物をする、それこそが誰かのマーケティングになっていることを意味します。

あなたの買い物そのものがマーケティングであり、それは会議室で起きているのではなく、あなたの日常で起きているのだ!

出典元:ドリルを売るには穴を売れ 誰でも「売れる人」になるマーケティング入門

カーキのコートでお馴染みの刑事さながらの迫力を持った言葉ですよね!

本書のマーケティングに対する基本スタンスを現わしていますが、これに気付くか気付かないかで、モノの売り手としてのスキルアップに大きな差が生まれる、きわめて重要な言葉だと思います。

そして、私たちがとるべき姿勢をこのように記してきます。

マーケティングにおいては、学ぶより現場で発見する、体験の中から感じ取る、ということが非常に重要なのだ。

その意味で、「学ぶ」という言葉よりは、「つかみ取る」という言葉の方が適切だろう。

出典元:ドリルを売るには穴を売れ 誰でも「売れる人」になるマーケティング入門

マーケティングというと、統計データから傾向などを分析が最重要という印象がありましたが、人から生まれるものだからこそ、その場を感じ、想像し、泥臭く本質を追求する必要があるのでしょう。

お客さまはモノではなく、価値を買っている

本書の帯に書かれており、私の誤った認識を正してくれた言葉です。

お客さまにとっての価値とは、どのようなものなのか?
本書では、このように述べています。

価値の源は人間の欲求であり、「生存欲求」、「社会欲求」、「自己欲求」に大別できる。

出典元:ドリルを売るには穴を売れ 誰でも「売れる人」になるマーケティング入門

そして、マーケティング上の位置づけとして、このように述べています。

マーケティングとは、本質的には「顧客にとっての価値」を売り、その対価として、顧客からお金を頂くことだ。

出典元:ドリルを売るには穴を売れ 誰でも「売れる人」になるマーケティング入門

私が持っていた誤解は、売りたいモノを起点とした考え方で、
「こんな良いモノがあります。きっと欲しい人はいると思います。」
といったものでした。

しかし、マーケティング的には真逆で、顧客にとっての価値を起点とした考え方こそ起点とすべきで、
「これは、お客さまのこのような欲求を満たせるモノです。」
というアプローチでないと、お客さまの買う行動に結びつけられないのです。

確かに、私がモノを買うときは、基本は損得勘定で考えます。
買い手から売り手に立場は逆になっても、モノに対する視点は変えてはいけないということですね。

まとめ

私が、本書を読んでの1番の学びは、「モノが生み出す価値を見極めろ」ということです。

モノはお客さまが自分の欲求を満たす手段であり、目的ではありません。

モノを売るためには、まず最初にモノの持つ価値を見極め、誰の欲求を満たすのかを考える必要があります。
そうした思考を積み重ねた上で、ピンポイントで欲求を刺激し、マーケティングを生み出すのです。

本書には、そんな基本であり、最も大事なことが、わかりやすく、面白く描かれています。

この記事が、アナタの気付きのキッカケになれば幸いです!

ドリルを売るなら穴を売れ 誰でも、「売れる人」になるマーケティング入門

著者:佐藤義典
出版社:青春出版社
定価:本体1,429円+税