仕事や旅行から帰ってきて、「あ~、やっぱり家が一番落ち着く」って思ったことはありませんか?
どんな人にとっても憩いの場の家ですが、たまにはいつもの日常に変化が欲しくなったり、最近家でほっと出来なくなったりする時もありますよね。
そんな日常にアロマディフューザーをプラスするだけでいつもよりちょっと贅沢な空間になっちゃうんです!
最近巷で人気のアロマディフューザーですが、種類も値段も豊富でどれがいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、初心者の方にもわかりやすいアロマディフューザーの選び方を紹介します。
そもそもアロマディフューザーって何?なんで流行っているの?
アロマディフューザーとは、簡単に言えば果物や植物から抽出された天然の精油(エッセンシャルオイル)の香りを空間に広げてくれるアイテムです。
日本では雑貨屋さんで見ることの多いアロマディフューザーですが、精油は元々、医療目的で使われていました。
精油が初めて医療の分野でその地位を確立したのは20世紀初めの頃のフランスです。
フランス人化学者のルネ・モーリス・ガットフォセが実験中の事故で負った火傷痕にラベンダーの精油をぬると、驚くほど回復したことがきっかけです。
それ以来、ヨーロッパを中心に精油は医療や美容の目的で使われるようになりました。
精油は代表的なラベンダーをはじめ、ヒノキ、ローズ、オレンジ、ペッパーミントなどなど100種類以上に及びます。
その効能はアロマオイルによって様々です。
例えば、ゼラニウム精油は更年期障害によく見られる不安感や肌・髪の質の向上に効果的で、オレンジ・スイート精油は不眠症を和らげる効果があり、精油の女王と言われているローズ精油は美肌効果はもちろん心身ともにリラックスさせてくれる効果があります。
精油は知れば知るほど奥が深く、あなたに合う香りと効能にピッタリの精油を選ぶことが大切です。(精油とそれぞれ効能についてもっと知りたい方はヤングリビング公式サイトへ)
そんな体にも心にも優しい精油を効率的で安全に空間に広げてくれるアロマディフューザーが今日本でも流行しています。
置いておくだけで簡単に癒しの空間をつくってくれるアロマディフューザーは忙しいあなたにもオススメです。
でも、最近は種類もデザインも豊富で選ぶのも迷ってしまいますよね?
次は、色々なアロマディフューザーのメリットとデメリットをタイプごとに比べていきます。
アロマディフューザー種類別紹介
見た目も機能性も様々なアロマディフューザーですが、ここでは大きく4種類に分けて紹介していきます。
1.色々な機能付き、超音波タイプ
最近、雑貨屋さんの店頭などでよく見かけるのがこのタイプのアロマディフューザーです。精油を水に垂らして超音波でミスト状にして空間に拡散してくれるので、比較的広範囲に精油のいい香りを広げてくれます。
メリット
純度100%の精油だと、当然お値段も多少は高くなります。でも、超音波タイプは水に精油を垂らして使うため、1回に消費する精油の量が抑えられつつ、ミスト状なので拡散力が強いです。
商品によってはタイマー機能が付いていたり、香りの強弱を調節できたり、初めての方にも使いやすいものが多いです。
スイッチ1つで精油の香りを比較的はやいスピードで広げてくれます。
デメリット
水を使うので、梅雨や湿気の多い時期には特にこまめなお手入れが欠かせません。(でも、逆に言えばこれからの乾燥の季節にはオススメです!)
初めてアロマディフューザーを使ってみたい方
日常的にアロマを楽しみたい方
安全性を重視したい方
こまめにお手入れをするのが好きな方
広めのお部屋でアロマの香りを楽しみたい方
睡眠中もアロマの香りで癒されたい方
2.お手入れ簡単、加熱タイプ
アロマポットやアロマランプなどの加熱式ディフューザーは、水の入った受け皿に精油を垂らすか、精油のみを受け皿に入れ、その下からキャンドルやランプで温めてじんわりと香りを広げてくれます。
メリット
火と熱で香りを拡散するので、霧状で拡散するディフューザーに比べて水あかやカビなど雑菌の心配が少ないです。
精油の香りを気化させるので、香りが穏やかにゆっくりとお部屋に馴染みます。
デメリット
火を使うので、特に小さいお子さんやペットのいるお家では注意が必要です。
熱を使ってより自然に香りを拡散する分、拡散力には特化していません。
火・熱を使用するので就寝時の使用には向いていません。
小さめの空間でアロマを楽しみたい方。
火や電球のもつ暖かいリラックス効果も含めて癒されたい方。
3.持続力・拡散力抜群、噴霧タイプ
このタイプのディフューザーは、精油を原液そのままミスト状にして拡散してくれます。
メリット
精油を薄めずにそのまま使用するので、広範囲に強い香りを拡散してくれます。
原液の使用する分、持続力は抜群です。
デメリット
原液をそのまま使用する分、消費量は他のタイプより多くなります。精油のみのコストを考えると使用頻度によっては他のものより高くなります。
精油本来の香りをそのまま楽しみたい方。
広いスペースに香りをしっかりと拡散したい方。
時々、いつもの空間に「贅沢」をプラスしたい方。
香りを出来るだけ持続させたい方。
4.お手軽・お手頃、スティックタイプ
一般的にリードディフューザーと呼ばれるのがこのタイプです。精油の入った瓶にスティックを差して使用します。電気も火も水も要らないとってもお手軽なディフューザーなので、アロマをちょっと試してみたいあなたにピッタリです。商品により差はありますが、開封してから約1ヶ月くらい香りが持続します。
メリット
瓶を開けてスティックを入れるだけでいいので誰でも簡単に使用できます。
火を使わないので安全性に優れています。
スティックの本数によって香りの強弱が簡単に調節可能です。
場所をとらない・選ばないので、自分の好きな所や小さいスペースに置けます。
デメリット
一度開封してしまうと蓋ができないので、酸化してしまい、徐々に香りは薄くなってしまいます。
コンパクトな分、拡散力は弱くなります。その分、お部屋や空間ごとに違う香りを置いて楽しんじゃうこともできます。
基本的に希釈された精油が使われていることが多いので、香り自体は弱めです。
高いアロマディフューザーを買う前に、アロマの効果を試してみたい方。
色んな香りを気分転換に試したい、楽しみたい方。
手軽さ重視の方。
まとめ
いかがだったでしょうか。一口にアロマディフューザーと言っても、置くだけのものから毎日こまめにお手入れが必要なもの、特性も値段も様々です。
種類も豊富な上に、お店でもネットでも簡単に購入できるので、興味のある方は、このアロマディフューザーガイドを使ってあなたの目的にあったアイテムを探してみてください。
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